【インタビュー記事】自社の情報管理体制を再確認するため、プライバシーマークを活用【株式会社アーバン・コネクションズ】
自社の情報管理体制を再確認するため、プライバシーマークを活用。
株式会社アーバン・コネクションズは「言葉を壁ではなく、可能性の扉にすること」を目標に、言葉を最大限に活かす方法を常に追求しています。
1990年の創立以来積み重ねてきたノウハウとスキルにより、翻訳・通訳・ライティングをはじめとする様々なコミュニケーションサービスにおいて、効果的なコミュニケーション戦略の実現に貢献しています。
プライバシーマーク(以下Pマーク)を2026年2月に新規取得された同社に、取得の経緯や効果について、代表取締役のラーリ・グリーンバーグ氏にお話を伺いました。
株式会社アーバン・コネクションズ
会社概要
本社所在地:東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア 15階
設立:1990年4月10日
従業員数:30名
インタビュー
自信を確実なものにするためにPマークを活用。
貴社の事業内容を教えてください。
グリーンバーグ氏:
弊社はお客様が効果的にコミュニケーションできることを目標にサービスを展開していまして、翻訳、通訳、コンサルティング、インバウンドのサポート、海外取引のサポート、リサーチ調査などを扱っています。
お客様から個人情報を預かる機会も多いため、お客様の情報を第一にし、守る姿勢を、長らく弊社は持ってきました。
当時、貴社がPマーク取得に向けて検討された経緯をお聞かせください。
グリーンバーグ氏:
弊社は長らく情報管理を大事にする姿勢を持ってきていますので、様々な取り組みを行ってきました。そのため社内体制には自信がありましたが、とりわけ認証制度といった、第三者から審査を経る制度を今まで利用したことがありませんでした。そこで、外部機関から見て、当社の体制を検証して欲しく、取得を決めました。
品川区の助成金を知ったきっかけを教えてください。また、品川区の助成金がどのように取得の後押しとなったか教えてください。
グリーンバーグ氏:
Pマーク取得を決めたのち、品川区の助成金制度を知る機会があり申請をしました。日頃から事業に有益な情報がないかを意識的に情報収集をしていました折、WEBで助成金のことを知りました。行政機関である品川区が情報保護への取り組みを推奨しているという事実に、肯定感が高まりました。
取得の過程にこそ効果がある。
Pマーク取得にかかり、ご苦労された点はありましたか。
グリーンバーグ氏:
いいえ、苦労を感じることはありませんでした。もちろん労務や工数がかかりましたが、それは取得において「当たり前」にかかるものですので、苦労というべきものではありません。また、社員教育についても、Pマーク取得を決める前から高いセキュリティ意識を持って通常業務に臨むよう、日々の教育が図られているので、こちらも苦労したという意識はありませんでした。
Pマーク取得の効果を実感する場面など、具体的なエピソードがありましたら教えてください。
グリーンバーグ氏:
取得の過程にこそ効果を感じました。弊社の手法について、自社でチームを組んで改めて検証や整理をすることで、多くの気づきを得ました。また、外部コンサルタントも取り入れました。やはり第三者から検証していただいた方が、自分達の気づき以外の部分を指摘いただけるので、大変効果的でした。
取得後の効果という点では、行政機関の入札ではPマークの有無が入札要件となっていることも多いため取得が有利です。
高いセキュリティ意識をさらに強化する。
個人情報保護・セキュリティ体制作りについて、独自でお取組みを行っていることがありましたら教えてください。
グリーンバーグ氏:
独自の取り組みというわけではありませんが、弊社は主としてBtoBであり、取引先の多くが行政機関です。なので、相手方は情報管理体制が整えられていて、弊社にも高い水準の管理体制が要求されることとなります。そこで、他企業がどんなプライバシー方針を作っているのかを見て研究し、世の中で通用している手法や方針と並び立てるようにしています。
ただ、BtoCの場合は、不特定多数の消費者と接するので、非常に幅広いケースシナリオを想定して対応できるようにする必要がありますが、弊社はその必要がない分、体制構築は複雑化せずに行えたといえます。
社員教育はどのように行われましたか。
西田氏(教育担当):
弊社はBtoBが主で、セキュリティが高めの情報を扱うこともあり、もともと情報を扱う意識が高い従業員が多いです。その上で、独自のセキュリティ対応をしていた部分もあり、それはそれで機能していたのですが、社員教育の実施にあたり行政機関などが実施する公的なセキュリティのルールを再確認ができるよい機会となりました。
教育プログラムの参考に、Pマークのサイトや、情報技術関連のサイトに事例がたくさん出ているので、セキュリティ事故が起こる場面についての情報収集を行ったり、社内ルールの中でミスが起こりやすい箇所などを確認したりして、教育内容に取り入れるようにしました。
実際に教育を実施する際は、eラーニングを主に使用しています。弊社には在宅勤務や国外で働く社員もおりますので、定期的に継続できるようこの方法をとりました。
教育を行うために情報の蓄積をするのは少々手間がかかりますが、もともとセキュリティ教育はやらなければいけないことでしたし、このプログラムを組むことによって教育を行いやすくなりました。結果的に、より全社的にセキュリティに敏感になったと思います。
Pマーク制度に対するご要望や今後期待されていることがありましたら教えてください。
グリーンバーグ氏:
この度の取得が社内体制を見直すよいきっかけになったのと同様に、今後の2年に1度の更新審査についても見直しの機会となってほしいと思っています。更新審査が定例的な確認作業のみになってしまわず、今後も有効なものであってほしいです。
品川区助成金について
Pマーク制度について
下記のリンク先にはこれからPマークの新規取得を希望される方へ向けて、申請までの準備や参考情報などを掲載しています。ほか、Pマーク制度について知りたい情報がある方はぜひご覧ください。
▼「新規申請をお考えの方へのご案内」- 一般財団法人日本情報経済社会推進協会
https://privacymark.jp/p-application/new/preparation.html
(外部サイトへリンクします)













更新日:2026年09月25日