【品川区製造業支援メルマガ】第27号/しながわ産業ニュース第128号の発行について

更新日:2019年10月01日

【品川区製造業支援メルマガ】第27号 しながわ産業ニュース第128号の発行について 送信元:品川区産業振興課 (電話)03−5498−6333

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 品川区製造業支援メールマガジン 第27号 2007年 8月17日

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 編集発行:品川区産業振興課

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 本メールは品川区製造業支援サイト登録企業を対象とした

 メールマガジンです

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 ■目次

 1.産業振興課インフォメーション

  ・しながわ産業ニュース第128号の発行について

  ・日本・マレーシア自動車ビジネスセミナー・商談会のご案内について

 2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜

  ・科学の発展を理想とし、日本を変えようとした男達(前編)

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      1.産業振興課インフォメーション

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 ▼しながわ産業ニュース第128号を発行しました▼

 品川区では区内企業の経営者の方々に有益な情報を提供するために、

 年に5回「しながわ産業ニュース」を発行しております。

 ぜひご活用ください。

 <主な内容>

 ●展示会出展支援

   国内外で開催される展示会への出展を支援します。

   販路開拓や自社製品のPR等にぜひご活用ください。

   なお、販路開拓マネージャーによる様々なご相談にも応じます。

   ・申込期間:平成19年7月24日(火)〜平成19年8月24日(金)

   ・対  象:区内に主な事業所を置く中小製造業者

   ・対象展示会:平成19年4月から平成19年9月末までに国内外で開催される展示会

 ●しながわの一番店発見プロジェクト〜貴方が選ぶ!キラリ輝く40店〜

   今年も区民の皆さんの投票などをもとに、魅力ある素敵なお店を

   「マイスター店」として認定し、支援していきます。

   ノミネートされたお店は広報等でお知らせしますので、

   投票をお待ちしています。

   ・投票期間 9月11日(火)〜10月23日(火)

 お問い合わせ先  産業振興課経営相談係  �� 5498-6334

 >>しながわ産業ニュース第128号

 http://www.industry.city.shinagawa.tokyo.jp/innswe/index.html

 ▼日本・マレーシア自動車ビジネスセミナー・商談会のご案内▼

 マレーシアの投資優遇制度・自動車部品産業についてご紹介いたします。

 将来マレーシアにおける自動車部品企業との提携・取引をお考えの

 日本企業の皆様のご参加を心よりお待ちしています!

 ●日 時:9月12日(水)

   セミナー   13:00〜14:50、

   商談会    15:15〜17:00

   レセプション 商談会終了後〜19:00

 ●場 所:「東京グランドホテル」セミナー会場 桜の間

●参加費:無料

 ●定 員:70名 ※先着順になりますのでお早めにお申込下さい。

 ●主 催:ジェトロ

 >>セミナー詳細・お申込みについて

 http://www.jetro.go.jp/events/seminar/20070719471-event

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    2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜

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 ▼科学の発展を理想とし、日本を変えようとした男達▼

      == 前編(初代・島津源蔵)== 

 1903年、ライト兄弟が人類初の飛行機による飛行を成功させる以前から

 人は空を自由に飛ぶことに憧れ、挑戦し続けてきました。

 初めは気球による飛行が試みられ、日本では1877年に島津源蔵が

 初めてガス気球による有人飛行を成功させました。

 島津源蔵は1839年に京都の仏具を製造している家に生まれました。

 父である清兵衛に従って家業を修め、21歳の時に木屋町二条という

 京都の近代産業の拠点となった場所に出店しました。

 木屋町二条では勧業場、最先端の科学技術を享受する舎密局(せいみきょく)等が

 開設され、源蔵は頻繁に舎密局に出入りするようになります。

 このことが、源蔵に「これからの日本は科学力によって発展すべきである」

 という理想を芽生えさせ、1875年に家業を離れ教育用理化学機器の製造を

 始めることになります。それが、今日の島津製作所の始まりでした。

 2年後、源蔵は「錫製ブージー」と呼ばれる手術用の細管部拡張器を開発し、

 内国勧業博覧会では、内務卿・大久保利通から褒状を受けるに至ります。

 またそのころ、京都府は、科学思想啓発のために

 欧米で関心が高かった軽気球を、外国人の力を借りずに京都の空に揚げれば、

 科学思想の啓発に最も効果的であると考え、

 その国内初の有人気球の実行責任者に源蔵を抜擢するのです。

 しかし源蔵には、軽気球に対する知識はなく、

 頼りになるのは気球が描かれた外国雑誌の一枚の絵図だけで、

 また製作期間はわずか数ヶ月しかありませんでした。

 気球の球体材料は、ガス漏れに強く、また軽いものにする必要があり、

 木綿の布に油を塗ったり、にかわをすり込んだりと

 試行錯誤を繰り返すことになります。その後、苦心の末、胡麻油で溶かした

 樹脂ゴムを塗布した羽二重を用いることで、軽量かつ堅牢な素材を創り出し、

 思い描いた球体材料の製作に成功。

 気球に封入するガスについては、水素を用い、鉄くずと硫酸を

 四斗樽10個を使って発生させました。

 招魂祭のある1877年12月6日に仙洞御所の広場で飛行試験が行なわれました。

 そして、5万人という大観衆の前で、日本で初めて軽気球を36mの高さまで

 浮上させることに見事成功させるのです。

 その後、7年間で約110種類以上の製品を世に送り出しました。

 1869年には源蔵の長男として梅次郎が生まれ、1894年に初代・源蔵が

 急死したため、梅次郎は二代目・源蔵を襲名して事業を継承することとなります。

         == 後編に続く==

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