【品川区製造業支援メルマガ】第34号/ビジネス支援図書館12月の講座のご案内

更新日:2019年10月01日

【品川区製造業支援メルマガ】第34号 ビジネス支援図書館12月の講座のご案内 送信元:品川区産業振興課 (電話)03−5498−6333

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 品川区製造業支援メールマガジン 第34号 2007年 11月28日

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 編集発行:品川区産業振興課

 Copyright(c)2007 shinagawa.city office.

 本メールは品川区製造業支援サイト登録企業を対象とした

 メールマガジンです

 品川区製造業等支援サイト【MICS】

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 品川区産業振興課

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 品川ネット見本市

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 ■目次

 1.産業振興課インフォメーション

  ・ビジネス支援図書館12月の講座のご案内

  ・「東京工学フォーラム」開催のお知らせ

 2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜

  ・セロテープに求められた正反対の技術

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      1.産業振興課インフォメーション

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 ▼ビジネス支援図書館12月の講座▼

【テーマ】取得するISOから活用するISOへ

    −中小企業でも活かせるマネジメントシステム〔我が社の事例〕

 ※講師からのメッセージ:

 中小企業にとって、ISOの認証取得は「時間・人・費用」など

 様々な面でハードルが高く感じられます。

 また、認証の取得を果たしても、認証取得自体が目的となってしまい、

 その後の維持管理がおろそかになり、現実の仕事と乖離が生じてくる

 場合も見受けられます。

 中小企業であるプリンス電機が、いかにして“ISO9001”・

 “ISO14001“と”OHSAS18001“(労働安全衛生マネジメント

 システム)の認証を取得し、 どう経営に活かしてきたか、

 その結果としてどんな効果があったかを、

 不慣れな講師で恐縮ですが、お話させていただきます。

 ※開催日・時間:平成19年12月12日(水)18時から20時

 ※場所:大崎図書館2階 講習室

 ※講師:寺嶋 之朗(�潟vリンス電機 代表取締役)

 ※月例講座のご案内《文責:品川区カタリスト・マネージャー 藤井達雄》

 12月12日(水)の講師は、昨年の「中小企業ものづくり自慢大会」で

 横浜市の中小企業を代表してプレゼンテーションをされた

 プリンス電機の寺嶋社長です。

 プリンス電機株式会社は、2000年にISO9001、2003年に14001認証取得、

 2003年OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)も取得し、

 「ISOマネジメント」誌に

 『取得するISOから活用するISOマネジメントシステムを目指して』と題して

 論文を寄稿された会社です。

 本社と工場は横浜市鶴見区、創業1950年、資本金4,700万円、JET認証登録、

 従業員86名、スリム形蛍光ランプの開発成功、製造・販売で有名な会社です。

 今回は、ISO取得を「ご損」でなく、「お得」とするヒントを

 直接聴ける良い機会です。ご参加をお待ちしております。

(追伸)お申込後、もし急なご用事で出席できなくなった場合は、

 直前でもお知らせ頂けますよう、よろしくお願い申しあげます。

 詳しくは下記をご覧ください。

 http://lib.city.shinagawa.tokyo.jp/bl/osaki_b_kouza_0715.html

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 当講座の申込方法:事前に品川区産業振興課工業係まで、

 電話またはFAXでお申込みください。

 ( TEL : 5498-6333 / FAX : 5498-6338 )  

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  ▼「東京工学フォーラム」開催のお知らせ▼

 都立産技高専で実施しているものづくりに関する活動をご紹介いたします。

 ※日時:平成19年12月7日(金)13時から17時まで

 ※会場:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス

     3F情報センター講義室

 ※開催プログラム

  第1部 学生によるものづくり研究・活動の発表

  第2部 シンポジウム「東京工学と産学連携」

  ex.電気自動車が拓く! Eco電機産業

 詳しくは下記をご覧ください。

 >http://www.metro-cit.ac.jp/

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 当フォーラムに関するお問い合わせ先:

 東京都産業技術高等専門学校 品川キャンパス

 産学公交流センター担当 若海 

 ( TEL :3471-6331 / FAX :3471-6338 )  

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    2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜

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 ▼セロテープに求められた正反対の技術▼

 オフィスや学校、家庭などどこでも使われているセロハンテープ。

 元々の歴史は、アメリカの3M社が開発したのがその始まりである。

 当初は自動車の塗装用マスキングテープとして使用されていた。

 そして、そのテープに目を留めたある日本人がいた。

 ニチバンの前身にあたる歌橋製薬所の社長・歌橋憲一は、

 ある会合でそのテープを目にし、「こんな便利な物は日本でも

 絶対に普及するだろう」と確信した。もともと絆創膏などの

 医療用粘着テープで高い実績を上げており、

 その技術をセロハン粘着テープに応用できると考えたのだ。

 1947年(昭和22年)、GHQがアメリカから輸入していたセロハン粘着

 テープの輸入が間に合わず品不足になり、ニチバンにテープの発注をした。

 突然の幸運に恵まれ、初めは苦労するも翌年には国内販売を開始する

 までになった。親しみやすいよう商品名は「セロテープ」と命名され

 少しずつ売上数を増やしていった。しかし、認知度が上がるにつれ

 「テープがくっつきすぎて剥がれない」などのクレームが多く寄せられた。

 原因は当時のセロテープがセロハンと粘着剤の二重構造になっていたからである。

 この問題を解決したのは、テープ背面に剥がれやすくするための剥離剤を塗り、

 粘着剤とテープの間にはしっかり粘着するように下塗剤を施すことだった。

 くっつける技術と剥がす技術は正反対の技術。数百種に及ぶさまざまな原料を

 組み合わせては試験を繰り返した。そして、苦心の末に完成したのが、

 剥離剤、セロハン、下塗剤、粘着剤からなる四重構造のセロテープである。

 今日、セロテープは欠くことのできない文房具の一つとなり、

 さまざまな場所で使用されている。一見単純な構造に見えるが、

 その裏には技術者の努力が隠れていた。

この記事に関するお問い合わせ先

地域産業振興課

〒141-0033
東京都品川区西品川1-28-3
電話番号:03-5498-6340 ファックス番号:03-5498-6338