【品川区製造業支援メルマガ】第36号/ビジネス支援図書館1月の講座のご案内
【品川区製造業支援メルマガ】第36号 ビジネス支援図書館1月の講座のご案内 送信元:品川区産業振興課 (電話)03−5498−6333
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品川区製造業支援メールマガジン 第36号 2008年 1月 7日
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編集発行:品川区産業振興課
Copyright(c)2007 shinagawa.city office.
本メールは品川区製造業支援サイト登録企業を対象とした
メールマガジンです
品川ネット見本市
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品川区製造業等支援サイト【MICS】
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品川区産業振興課
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■目次
1.産業振興課インフォメーション
・ビジネス支援図書館1月の講座のご案内
・ISO認証取得経費助成について
・展示会等出展支援について
・「ものづくり経営人材育成講座」受講生募集について
2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜
・発想の転換がもたらした、修正”テープ”
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1.産業振興課インフォメーション
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▼ビジネス支援図書館1月の講座▼
詳細はこちら
⇒http://www.industry.city.shinagawa.tokyo.jp/0712isosien/0712isosien.html
【テーマ】高強度化を支える高周波熱処理技術
※講師からのメッセージ:
“高周波熱処理技術”といっても、あまり馴染みはありませんが、
最近、静かなブームになっている“IH調理器・炊飯器”と
同様の誘導加熱(IH:Induction Heating)原理を用いた
機械部品等の加熱・熱処理(焼入れ、焼戻し等)技術です。
高周波熱処理は、形状や大小が様々な部品を、数秒〜数分の短時間に
1,000℃程度まで急速加熱することを特徴とし、高強度と耐磨耗性や疲労強度、
靭性(ねばさ)の向上を目的に行われます。
また、ガスや油の燃焼を伴わない電気加熱ゆえ、環境にやさしく経済的な
“W−Eco(Ecological& Economical)熱処理”
としても注目されています。
講座では、最近の話題や事例を紹介します。
※開催日・時間:平成20年1月16日(水)18時から20時
※場所:大崎図書館2階 講習室
※講師:川嵜 一博(高周波熱錬�鰹�務取締役 技術本部長)
※月例講座のご案内《文責:品川区カタリスト・マネージャー 藤井達雄》
新年初頭、ビジネス支援図書館の1月16日(水)の講師は、
品川区に本社のある「ネツレン」の常務・技術本部長・品質本部長の
川嵜 博士で、熱処理を活用している方々は勿論、
直接関係無くても気付かない部品でお世話になっている技術のお話です。
「ネツレン」は1946年に日本で初のIH技術工業化に成功。
IHによる熱処理に加え、独自開発の基盤技術・製品により
製造業に貢献してきました。また、IH技術は講師よりのメッセージにあるように、
環境に優しい技術として、製造過程の目立たないところで
広く活用されていますが、「ネツレン」は高強度のPC鋼材の
トップメーカーとして、更には例えば自動車工場のIH熱処理を受注し、
技術・製品の信頼度は高く評価されている会社です。
今回はその技術・品質を司っているトップのお話が聴けます。
(追伸)お申込後、もし急なご用事で出席できなくなった場合は、
直前でもお知らせ頂けますよう、よろしくお願い申しあげます。
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当講座の申込方法:事前に品川区産業振興課工業係まで、
電話またはFAXでお申込みください。
( TEL : 5498-6333 / FAX : 5498-6338 )
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▼ISO認証取得経費助成事業のご案内▼
詳細はこちら
⇒http://www.industry.city.shinagawa.tokyo.jp/0712isosien/0712isosien.html
品川区では、品質保証システム(ISO9000シリーズ)、
環境管理システム(ISO14000シリーズ)の認証取得に要する
費用の一部(研修受講、コンサルタント委託、予備審査、
本審査費用にかかる経費)について、助成します。
◇助成金額:1件60万円まで(助成率は対象経費の2/3)
◇助成対象:区内の中小企業
◇申請期限:平成19年12月10日(月)〜平成20年1月25日(金)(予定)
*申請書の送付希望やご質問につきましては、下記まで
お問い合わせください。
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問い合わせ先:品川区産業振興課工業係まで、
電話またはFAXでご連絡ください。
( TEL : 5498-6333 / FAX : 5498-6338 )
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▼展示会等出展支援事業のご案内▼
詳細はこちら
⇒http://www.industry.city.shinagawa.tokyo.jp/tenzikaiaki/index.htm
国内外で開催される展示会への出展を支援します。
販路開拓や自社製品のPR等にぜひご活用ください。
なお、販路開拓マネージャーによる様々なご相談にも応じます。
◇申込期間:平成19年12月10日(月)〜平成20年1月25日(金)
◇対 象:区内に主な事業所を置く中小製造業者
◇対象展示会:平成19年10月から平成20年3月末までに国内外で開催される展示会
海外見本市への出展支援内容
□助成限度額 最大50万円(かかる経費の3分の2)
□助成対象経費 (1)海外市場調査委託経費 (2)各種翻訳に係る経費
(3)海外見本市出展スペース料 (4)展示品等運送費・保険料
(5)装飾費 (6)通訳人件費
国内見本市への出展支援内容
□助成限度額 最大20万円(かかる経費の3分の2)
□助成対象経費 (1) 出展スペース料
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問い合わせ先:品川区産業振興課工業係まで、
電話またはFAXでご連絡ください。
( TEL : 5498-6333 / FAX : 5498-6338 )
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▼産業技術大学院大学(AIIT)からのお知らせ▼
「ものづくり経営人材育成講座」 受講生募集中!
(H20.1.19〜2.28 計8回講座)
〜事業飛躍のためのフロントランナー企業を目指す
意欲ある経営を応援します!〜
詳細はコチラ ⇒ http://aiit.ac.jp/469.html
産業技術大学院大学(AIIT)は、平成18年4月、東京都により
設立された専門職大学院大学です。産業振興を担う人材育成を
ミッションの一つに掲げており、今回、東京都と連携して標記
講座を開講します。
日本の産業界を取り巻く環境は、グローバル化の進展、特に東
アジア諸国の急激な工業化により厳しい価格競争にさらされ、
製造業にとって厳しいものとなっています。今までのように、
先行企業の後追いでコスト勝負というキャッチアップ型のもの
づくりでは、企業の成長戦略は描けません。
顧客のニーズを先取りした新技術や独自技術、新しいビジネス
モデルに基づいたフロントランナー型のものづくりが必要です。
この講座では、技術を経済的な価値につなげる「ものづくり経営」
に焦点を当て、ものづくり企業の活性化と持続的発展を支援します。
【本講座の4つの特長】
�@多くの企業見学を取り入れた実践的・短期集中型講座!
�Aものづくり経営の主な7領域等を現場の視点から学ぶ!
�B経験・知識の体系化を図ります!
�C実務経験豊富な講師陣!
●日時:平成20年1月19日(土)〜2月28日(木)
全8回(平日昼間及び土曜日)
●会場:産業技術大学院大学 (品川区東大井1−10−40)
※企業訪問の場合は大学外で実施
●定員:40名 (先着順に受付)
●対象:ものづくり経営を必要とする企業経営者・後継者及び管理職など
●受講料:59,800円 ※別途、お振込手数料をご負担いただきます。
●お申し込み方法:
上記URLより、申込書をダウンロードの上、FAXまたはE-Mailで下記宛お送りください。
●〆切:平成20年1月15日(火)
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お問い合せ・お申し込み先
産業技術大学院大学管理課 OPI運営担当
〒140-0011 品川区東大井1-10-40
TEL 03-3472-7833 FAX 03-3472-2790
E-mail:opi@aiit.ac.jp
URL:http://aiit.ac.jp/
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2.コラム 〜日本が誇る世界のヒット商品〜
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▼発想の転換がもたらした、修正”テープ”▼
修正液のルーツは、白い絵の具を塗ったら間違えた文字を
消すことができるのではないかというアイデアが始まりだった。
1950年代、アメリカでは書類などの作成にタイプライターが一般的に使われていた。
アメリカの銀行で秘書をしていたある女性は、よく打ち間違いをしてしまった。
打ち間違えると最初から打ち直すのが普通で、ミスをする度に作業が止ってしまい、
それでは作業効率が上がらなかった。
もともと画家を目指していたその女性は、絵を描くとき塗った色を変えるときには、
その上から違う色を塗り重ねていたことを思い出す。
そして、間違えた文字も上から白く塗りつぶせば、初めから書き直さなくてもいいのではと考えた。
このアイデアは当たり、後にミステイクアウト社を設立し
「リキッドペーパー」という名前で世界初の修正液は発売された。
1952年(昭和27年)、「リキッドペーパー」は日本にも渡って来る。
しかし、もともとタイプライターの修正用に作られていたため、
乾いた後に文字を書こうとすると表面がつるつるとして書きづらかった。
そうした中、日本でも筆記に適した修正液が発売されるが、
当時の修正液は乾きが遅いという問題や、
ペン先の液が固まってしまい必要なときに使えないことも度々起きた。
この問題を解消することはできないかと考えたのは、消しゴムでよく知られるシード社であった。
乾いた膜状のものを修正が必要なところに転写するという発想の転換から、
1989年(平成元年)に修正テープを開発する。
修正液の様に液が乾くのを待つ必要がなく、修正テープは発売されると瞬く間に普及した。
不便を便利に変えたいと願い、アイデアで克服した瞬間だった。
しかし、開発の裏には何百回という試行錯誤や努力があったことも忘れてはならない。
- この記事に関するお問い合わせ先
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地域産業振興課
〒141-0033
東京都品川区西品川1-28-3
電話番号:03-5498-6340 ファックス番号:03-5498-6338
更新日:2019年10月01日