【品川区中小企業支援メルマガ】第356号/職場における風しん対策について(協力のお願い)(2018年10月15日)

更新日:2019年10月01日

【品川区中小企業支援メルマガ】第356号 職場における風しん対策について(協力のお願い)(2018年10月15日) 送信元:品川区商業・ものづくり課 (電話)03−5498−6340

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 品川区中小企業支援メールマガジン 第356号 2018年10月15日

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 編集発行:品川区商業・ものづくり課

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■目次

1.その他インフォメーション

  ・職場における風しん対策について(協力のお願い)

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         1.その他インフォメーション 

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         職場における風しん対策について(協力のお願い)

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関東地方で風しんの届け出が大幅に増えています

・20-50代で、予防接種歴無しまたは不明の男性からの報告がほとんどです。

・感染拡大の中心となっているのは、企業等に勤めている男性が多いため、

今後職場における風しん予防対策がとても重要です。

◆風しんとは?

・風しんウイルスによる感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫で感染します。

・感染後2〜3週間という長い潜伏期間後、発熱、発疹、リンパ節の腫れが出現します。

・症状がはっきりせず、普通の風邪と区別つかない場合もあります。

・感染力が強く、発疹が出現する1週間前から発疹消失までの長い期間周囲に感染を拡げる可能性があります。

・根本的な治療がないため、対症療法が中心になります。

・予防には、麻しん風疹混合ワクチン(MRワクチン)接種が有効です。

◆先天性風疹症候(CRS)群について

・風しんに対する免疫を持たない女性が妊娠20週頃までに風しんに感染した場合、

胎児が先天性風しん症候群(CRS)を発症することがあり注意が必要です。

※CRSとは?

風疹の胎児感染により白内障や難聴、先天性心疾患を持って生まれる児

◆風しん感染拡大防止のために

・体調がすぐれないときは、無理して外出するのはやめましょう。

・どうしても外出する場合には、咳エチケットを徹底しましょう。

・外出から帰ったら、必ずうがい手洗いを励行しましょう。

・風しんを疑う症状(発熱、発疹など)が出現したら、医師に相談しましょう。

 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster15.pdf

※咳エチケットとは?

咳症状がある時には、必ずマスクを着用します。

マスクが無い場合、咳をする際、ハンカチや服で顔を覆います。

外出後は、うがい、手洗いを徹底します。

◆予防接種について

・風しんの予防には、MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)接種が有効です。

⇒り患歴が無く、予防接種歴が無い人は積極的なワクチン接種を検討しましょう。

  お住まいの自治体により、抗体検査や予防接種の助成制度があります。

  詳細は、お住まいの自治体にお問い合わせください。

◆我が国における風しん予防接種の推移

 現在は、MRを生後1歳で1回&小学校入学前1年間に1回、計2回接種しています。  

 しかし、過去は1回のみ、または接種機会が無かった期間がありました。

詳細は記URLをご覧く下さい。

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/vaccine.html

◆従業員の皆様へ

自分自身だけでなく家族が一緒に働く方を風しんから守りましょう。

・体調不良の時は、決して無理せず仕事を休みます。

・妊娠を希望する女性は、妊娠前に風しん抗体検査を受けましょう。

・妊娠中の女性は、家族に抗体検査を受けてもらいましょう。

(MRワクチンは、生ワクチンのため妊婦はワクチン接種を受けられません)

 ※抗体検査の結果、抗体価が低かった場合、MR予防接種を検討しましょう。

◆事業者の皆様へ

 健康で安全な職場の環境整備のため、下記の対応をご検討下さい、

・従業員が抗体検査や予防接種で医療機関の受診を希望した場合は、ご配慮願います。

・入社時などに予防接種の記録を確認するよう、本人に呼びかけましょう。

・風しんにかかった方の休暇についてご配慮下さい。風しん感染予防に役立ちます。

 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster13.pdf

◆【東京都】職場で始める! 感染症対応力向上プロジェクト

  インフルエンザ、ノロウイルス、風しんなどの感染症が職場で広がると、

多くの従業員が休み事業継続に大きな影響が出て、顧客の信頼を失う可能性もあります。

そのため、平素より感染症対策をこうじておくことが重要です。

東京都では、職場での感染症対応力向上のための研修等を実施し、対応を講じた企業を優良企業として、

HPに公表し、その取組をPRしています。

詳細は、下記URLをご覧く下さい。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/project/project-start.html

【問い合わせ先】

 品川区保健所保健予防課感染症対策係

  TEL:5742−9153

  FAX:5742−9158

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