「SHINAGAWAイノベーションフォーラム2023in五反田バレー」を開催しました

更新日:2023年11月01日

「SHINAGAWAイノベーションフォーラム2023in五反田バレー」が、令和5年10月31日(火)、品川産業支援交流施設「SHIP」大崎ブライトコアホール(北品川5-5-15)で、開催されました。

品川区では、情報通信業の交流・促進による新たなビジネスの創出やビジネスチャンスの獲得などを目的とした取り組みを進めており、このイベントもその一環として実施。今回は、昨今急速に利用範囲が拡大している「ChatGPT」をはじめとする『生成系AI』をに関して、「生成系AIがもたらすビジネスのパラダイムシフトと共創」と題し、生成系AIのビジネス活用の可能性や社会にもたらす変革をテーマとした講演や、参加企業による製品・サービスの紹介のほか、音声や画像を用いた製品を実際に体験できるブースも設けられました。

当日は、総務省情報流通行政局参事官補佐 小倉 知洋氏が『生成AI時代の安全なAI利活用環境整備について』と題して講演。
続いて、東京大学 次世代知能科学研究センター 教授 松原 仁氏が『われわれは生成AIとどう付き合っていくべきか』と題して基調講演を行いました。

上記2名の講演では、生成系AIの利用に対する不安や疑問が解消されるような基本情報、今後の法整備等の見通しなどが紹介され、多くの参加者から注目を集めました。

また、松原氏と経済学者 成田 悠輔氏によるオンラインでの特別対談も実施。『生成系AIにできること』をテーマに、米国での生成系AI利用状況、懸念されている問題などが議論されました。

その後、大手企業とスタートアップ数社が、各社の生成系AI事業について事例を紹介。また各社の製品・サービス体験会も行われ、企業と参加者間で、生成系AIの可能性について議論、交流する様子が伺えました。

詳細画像